目次
はじめに
仕事で失敗やミスをしたとき、上司や客に怒られたりして結構落ち込みますよね。
落ち込んだ気持ちで嫌々仕事をしてまた失敗・ミスをして怒られて、、、という負のループに陥ってしまうことも。。
今回は、失敗やミスをして落ち込んだ気持ちを払拭し、更に一度犯した失敗やミスをしなくなるという対処方法をご紹介いたします。
即効性があるのでお勧めです!
結論:失敗やミスした時の出来事をしっかり思い出し、記憶を整理する
「普通は嫌なことは趣味と別のことをして、失敗やミスしたときのことを思い出さないようにすべきなのでは?」
と思われたかもしれませんが、実は逆で、しっかり思い出して記憶を整理することが落ち込んだり辛い気持ちを払拭ができてしまうのです。
また、しっかり起こった出来事を整理することで、失敗やミスが起こった理由が明確になり、客観的に失敗・ミス防止策を考えられるようになります。
理由:記憶を整理しないと嫌な記憶は膨張するため
失敗やミスしたときの出来事をしっかり整理しない場合、不意に思い出したきに辛い出来事に尾ヒレがついてくる可能性があります。
例えば、上司に失敗やミスを指摘されたにも関わらず、
「あの上司はミスを理由に私の人格を否定してきた、人格を否定するような言い方をしてきた」
のような思い出し方をしてしまいます。
辛かった出来事は、より記憶に残りフォーカスされて思い出すために、しっかり出来事を整理しないと、必要以上に辛い記憶になってしまいます。
また辛い記憶として認識してしまうと、思い出すのが億劫になってしまい、失敗・ミスの防止策を考えることが難しくなります。
そのため、また失敗・ミスする→落ち込む→また失敗・ミスする、という負のループになってしまいます。
ここからはどのように出来事を整理するを書いていきます。
対処方法①:辛かった出来事を事細かく書き出す
失敗やミスをしてしまって辛かった出来事を紙でもスマホのメモ帳でもいいので、事細かく書き出してください。
例えば、なにかメールをし忘れて上司に注意されたときであれば
- メールをし忘れたことでどのような影響があったか
- なぜそのメールをしわすれてしまったのか
- 上司からどのような指摘をされたか、どのような言い方だったか、
- 失敗やミスを責められるほどのことだったか
など、思い出せることはひたすら書き出してみてください。書くことがなくなるまで書けば書くほど効果があります。
対処方法②:事実と感情を分ける
書き出しことに対し、それは事実なのか、それともあなたが感じた感情面のことなのかを分けます。
例えば、上司にメールをし忘れはしないようにと指摘され場合、
事実:上司にメールをし忘れないように言われた
感情:上司に仕事ができない人認定されたのではないか不安
のように分類します。
分ける方法としては、感情面の書き出しは斜線を引いて、事実だけの書き出しが残るようにすると良いでしょう。
対処方法③:感情面のことは事実ではないと認識する
ここが一番大事です!
感情面のことは事実ではない、ということを認識することです。あなたが感じた感情面のことは、言い方は厳しいですが、あなたの妄想である可能性があります。
先ほどの例で言うと、
事実としては上司はメールは忘れないように言われただけなのに、仕事の評価が決まってしまったのでは?と勝手に自分で解釈して不安や辛い気持ちになってしまっています。
辛かった記憶は、事実ではなく自分で生み出した感情だと認識すれば、落ち込みにくく気持ちを復帰させやすくできます。
またこの時点で、起こった事実を整理しているので、事実ベースでなぜ失敗・ミスが起こったか、どうすれば失敗・ミスが起きなくなるかを客観的に考えることができるようになります。
まとめ
失敗やミスして辛い時は、あえてしっかり思い出し記憶を整理することが大切です。記憶を整理することで、事実と感情の出来事に切り分けることができます。
そうすることで、
・事実以上に辛く感じることがなくなる
・事実を整理することで、次に失敗・ミスを防ぐにはどうするかが客観的に理解できる
以上。